Prime Videoの人気恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』シーズン3が2025年10月16日より配信を開始し、大きな話題となっています。
指原莉乃さんたちが見守る、5組の元恋人たちの物語
シーズン3は全8話構成で、初週は第1話から第3話までを一挙配信。スタジオMCには川島明(麒麟)、指原莉乃、長谷川忍(シソンヌ)が続投し、新たにホラン千秋が加わりました。
参加するのは、ミク、みゆう、しおり、ひなこ、ユリ、ヒロ、ひろき、イッセイ、ゆうや、ユウマの10名。交際期間も別れた理由も異なる5組の元恋人たちが、約1ヶ月間の高級ホテルでのホカンス生活を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動きます。
番組の独特なルール
この番組の最大の特徴は、誰が誰の元恋人(X)なのかを明かさないまま共同生活を送ること。参加者たちは元恋人の存在を意識しながらも、新しい出会いの可能性を探ります。
復縁するか、新しい恋を選ぶか。番組の最終回では、バスに一緒に乗るかどうかで今後の関係を決める印象的なシーンが用意されています。
韓国の人気番組をベースにした日本版
本作はCJ ENM系列の韓国コンテンツ配信サービスTVINGの恋愛リアリティ番組『환승연애(乗り換え恋愛)』のフォーマットをもとに日本で製作されました。シーズン1、2に続く今回も、視聴者からの熱い支持を集めています。
主題歌は3シーズン連続でeillが担当。新曲「ラストシーン.」は恋の終わりと再生を描いた楽曲として、番組の世界観とシンクロしています。
配信スケジュール
- 10月16日(木)20:00 第1話~第3話
- 10月23日(木)20:00 第4話~第6話
- 10月30日(木)20:00 第7話~第8話
毎週木曜20時更新で、わずか3週間で全話完結というスピード展開が、SNSでの考察合戦をさらに盛り上げています。
当ブログ「恋もマネジメント(恋マネ)」から見た番組の魅力
番組タイトルの『トランジット』(乗り換え)という言葉自体が、ドラッカーの言う廃棄の決断を象徴しています。過去という駅から降りて、新しい未来という電車に乗り換える。その決断のプロセスこそが、この番組の本質です。
参加者たちが再会した時点で、過去の関係はもう機能していません。別れたという事実が、それを証明しています。自分たちの成長や環境の変化に、その関係が追いつけなくなったのです。
しかし人は、過去の恋の思い出に縛られてしまいます。終わった関係にいつまでも感情を使い続けるのは、時間とエネルギーの無駄です。
番組で参加者にとって最も重要なのは、過去の失敗の原因を断ち切る決断です。
復縁を選ぶ場合でも、過去と同じパターンを繰り返すのではありません。古いやり方を捨てて、まったく新しい関係を作り直すという覚悟が必要です。新しい恋を選ぶなら、なおさら過去を手放す勇気が求められます。
『ラブ トランジット』は、過去に安住せず、変化に向き合い、新しい関係を始めるかどうかを決める物語です。そこが見どころです。

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