スマホばかり見ていると馬鹿になる
昔はテレビばかり見ていると馬鹿になると言われましたが、現代ではスマホばかり見ていると馬鹿になると言ってよいでしょう。
朝起きてスマホ、通勤中もスマホ、昼休みもスマホ、寝る前もスマホ。
1日に何時間、画面を見ていますか。その時間、あなたの脳は何もしていません。ただ情報を受け取るだけです。
考える力が落ちます。集中力が落ちます。記憶力も落ちます。
スマホを見続けることは、脳を使わない習慣を作ることです。脳を使わなければ、能力は衰えます。
偽情報に騙される
スマホばかり見ていると、判断力が落ちます。
SNSには、偽情報と陰謀論が溢れています。事実と異なるニュース、根拠のない主張、誰かが意図的に流した嘘。コロナ禍では、こうした根拠のない情報に多くの人が騙されました。
スマホを見続けていると、それが本当かどうか考えなくなります。
スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンは、著書『スマホ脳』で指摘しました。スマホがそばにあるだけで、集中力が低下すると。
集中力が落ちれば、情報を吟味する能力も落ちます。目の前に流れてきた情報を、そのまま信じてしまいます。
間違った情報に基づいて判断し、間違った行動を取る。この習慣が、人生全体に影響します。
行動力が奪われる
スマホは、時間だけでなく行動力も奪います。
SNSで他人の人生を見ているだけで、何かをした気になります。誰かのデート写真を見て、自分もデートしている気分になります。
しかし、何も起きていません。
脳は、見ているだけで満足してしまいます。報酬系が刺激されるからです。SNSは、ギャンブルと同じ仕組みで脳を依存させます。
新しい投稿、新しいいいね、新しい通知。ドーパミンが放出されます。脳は報酬を得たと錯覚します。
本当に行動する必要がなくなります。
自信を失う
SNSには、成功した姿ばかりが並びます。
誰もが楽しそうで、誰もが充実しています。それを見続けると、自分だけが取り残されていると感じます。
ハンセンが指摘したように、常に他者と接続しているにもかかわらず、孤独感や不安を感じる人が増えています。
睡眠が壊れる
寝る前にスマホを見る習慣がありますか。
ブルーライトは睡眠の質を下げます。新しい情報への期待感が脳を興奮させ、寝つきが悪くなります。
睡眠不足になれば、ストレスが溜まります。人と関わることが億劫になります。スマホは生活の基盤を壊します。
スマホから距離を置く
依存から抜け出す方法は、物理的な距離を置くことです。
まず、通知をすべてオフにしてください。通知が来なければ、見に行く理由がなくなります。
次に、SNSアプリをすべて削除してください。
必要な時だけブラウザからアクセスするようにします。それだけで大きな効果があります。
その時間で何をするか
スマホを見る時間が減れば、1日に1時間は自由になります。
その1時間を、自己投資に使ってください。
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行動した時間だけが、結果を生みます。
スマホばかり見ていると、馬鹿になります。考える力が落ち、行動力が落ち、自信が落ちます。
それを理解した上で、自分の時間を取り戻してください。
あなたの時間を、成果をあげることに集中させてください。

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